国産美麗種、トカラノコギリ
皆さまお世話になっております(*- -)(*_ _)
気が付くともう12月に入りましたね(๑º ロ º๑)
2020年もあと30日を切りました…
今年は色々なことがありすぎて、本当にあっという間だった一年間の印象です。
もちろんブリーディングにおいても然りです。
今年の7月から始めた当ブログ、続いて8月から始めたTwitterもたくさんの方々に読んで頂きました。
そうして、今まで交流できなかった多くの人たちと様々な形で関わることが出来た、自身にとっての飛躍の年にもなったと思っております(´ー`*)ウンウン
ここまで書いておいてあれなのですが、こういった内容は12月末の記事にするべきでしたね…
いい感じの流れだったのでつい…(-_-;)
年末にもこんな話をするかと思いますが、その時にもこの長話に付き合ってくれると嬉しいです((
少し早くはなりますが、
2021年もよろしくお願いします┏○゙
今回は私が国産種の中で一番好きなあの子です。
さて、日本にはどれほどの種のクワガタが生息しているかご存じでしょうか。
私が思いつく限りでは、30種ほどかなーと思っておりました。
では実際にはどうなのかというところですが、調べてみるとしっかり記載されていました(@o@ !!
その情報によると、日本には46種類ほどのクワガタが生息しており、約13属に分けられているとのこと。
亜種も含めると、50種類以上もいるそうです。
参考資料は月夜野きのこ園さんの記事から。以下になります。
クワガタの種類はどれだけいるの?種類によって何が違うのか? - 月虫
こんな海に囲まれた島国に、50種以上もクワガタが生息しているというのは本当に驚きですね(°□°)⊅
恥ずかしながら私はそのほとんどを飼育したことがないです…
ルリクワガタの仲間や、ちびっこいクワガタたちは見たことすらないものばかりです…
国産ドルクスでもチョウセンヒラタや、学名に日本の名を背負っているヤマトサビクワガタも同様、まだ見たことがないんです。
国産小型種は勝手に敷居の高い虫だと思っていましたが、キンオニクワガタやアマミシカクワガタは私の好みドストライクなので、来シーズンあたりに挑戦してみたいですね!!
その他の国産種でも魅力的な種はたくさんいるので、余裕が出来たら飼育してみたいです(o´艸`)ムフフ
大きく話がそれてしまいましたが、私の中でそんな50種の中の頂点に君臨する虫が今回の子になります。
それがこのトカラノコギリです。
ちなみに2位は本土ノコギリで、次いで三位にアマミノコギリがランクインしています。(聞いてない) ノコばっかじゃーんって?その通り(?)
トカラノコギリ
言わずと知れた国産人気種。
現在は採集が禁止されており、野外品が出回ることはもう二度とないそう。
産地は知る限り5つの島が出回っており、私のところでは中之島の個体を飼育中。
本種はアマミノコギリクワガタの亜種とされ、赤い体色が特徴。
ここで関係ない話なのですが、奄美大島に生息するクワガタのメスには、一部収斂進化が起こっているものがいるそう。それがこのアマミノコギリとスジブトヒラタです。
両メスにはわかりやすいほどのスジが背中に入っております。
これがどういった形で役に立つのかはわかりませんが、非常に興味深いテーマであります。
確かに根食いであるヒラタとノコギリは共通しうる点があるのは合点がいくのですが、やはり小さな島で見られる変異は予想を超えるもの。
南国の多様な環境と生命が生み出す形質、それらの生態にどれほど共通点があり、どういった競争が繰り広げられるのか、実際の現場で自分の目で観察してみたいものですなぁ。
せっかくのトカラノコギリの記事なのに、アマミノコギリの話ばかりですみません(。-人-。) ゴメンネ
そんなトカラノコギリですが、先日お伝えしていたようにたくさんの幼虫・卵を得ることが出来ました(/・ω・)/
個別管理していた個体たちも次第に大きくなってきたため、2令幼虫になったものから800ボトルにお引越ししましたよ!
一部を菌糸、他はマット飼育で育てることに。
こんな感じに入れ替えていると、少しびっくりした出来事が…
初令で取り出してしまった個体はマットに入れていたのですが、800ボトルに入れた後すぐに加齢している個体がいました( ゚Д゚)
真っ白ですね…
この後次第に色づき、元気に潜っていきました。
というわけで、今回は私が大好きな国産種、トカラノコギリでした!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
ではではーバイバイ(ヾ(´・ω・`)